2024.01.13
昨日は、牛田智大さん&プラハ交響楽団の演奏会がミューザ川崎シンフォニーホールでありました。圧巻のラフマニノフ第2番でした。
芸術性の高さは言うまでもなく、低音部はスタインウェイの魅力でもある鋼の音色、高音部はまばゆいばかりに輝き放つ響き、まさに、"魂の演奏" に引き込まれていきました。
2018年の浜松国際コンクールでのラフマニノフの演奏とでは、音楽の作り方が違ってきているように感じました。
さらに多彩な音色を生み出しておられ、強弱の幅が広がり、フレージングの捉え方も少し変化しているような〜どれだけの鍛錬を積み重ねてこの度の演奏に臨んでおられるのだろうか、と思うと胸が熱くなりました。
プラハ交響楽団との相性もとても良く、牛田さんの演奏を温かく包み込んでおられ、お互いの音色が混ざり合うような、そんな印象を受けました。
管楽器の演奏が又すごい、聴衆にメッセージを語りかけて下さっているような、華のある伸びやかな心打たれる音色でした。
素晴らしい演奏をお届け下さり本当に有難うございました。
生徒さんにも是非ともこの感動をお伝えしたいと思っています。