今までの経験や思いから、私が子供の頃とはまた違ったアプローチの仕方ではあるものの、大好きなピアノを生徒さんと一緒に楽しむことが出来ていることに幸せを感じています。
3歳からピアノを始める。
小学3年生から音楽大学教授に師事。
大好きだったピアノが一転、厳しい練習やレッスンの日々を過ごし、ピアノを楽しいと思えなくなる。
「練習、練習」と言われ続け、言われたことが出来ていないと帰らされるレッスン、周りと比べられる劣等感に耐えられず、中学の時にはピアノを辞める決断をする。
偶然にも誕生日の日に教授から電話があり「この子は素直で演奏には華がある。私が責任をもって最後まで育てます」と言っていただき、認めてもらえたことが嬉しくて、頑張ってみようと思う。
音楽大学入試前、2か月ほど学校を休み、1日12時間以上練習する日々を送る。
ここまで深く音楽を追求し、ピアノと真剣に向き合ったことは初めてで、ピアノが好き。という気持ちが戻った。
大学時代はピアノを弾くことが楽しく、在学中にはポーランド国立ショパン音楽大学の夏期ゼミナールにも参加。
ショパンコンクールの審査員もしていたギェルジョード先生に師事。
ポーランドの風習、街並み、食生活、演奏会も満喫する。
また、大学時代には、青少年海洋センターでボランティアリーダーを始める。
3年間子どもたちとヨットや釣りをしたり、子どもたちだけのキャンプで何泊も密に過ごしたりする中で、子どもたちの可愛さと可能性の大きさを知る。
大学1年生の時から近所の子にピアノを教え始める。
友だちの影響から音楽療法に関心をもち、学び始めたのも大学生の時。
卒業後、一般企業に就職してからも、副職としてピアノを教え続け、音楽療法の活動も続ける。
結婚を機に、大阪から石川県金沢市へ移住する。
第一子を出産するまでは、北國文化センターでピアノを教える。
その後、家を建てたことを機に、現在のピアノ教室を開く。
2022年より北國文化センターでの「シニアのための脳トレピアノ」を6教室受け持つ。
現在、大学生、高校生、中学生の3人の子育てをしながら、3歳~80代の生徒さん約60名とピアノを楽しんでいる。