2025.08.10
9月の勉強会に向けて、また自分のレッスンに行ってまいりました。「だいぶ良くなってきたよ」と言われてホッとする反面、ちょっと弾きづらいな、と思うところは長年染みついたクセが顔を出して、自分の首をしめていることがわかりました。この年になっても…と思いますがそのためにレッスンに行っているので甘んじて受け止め、みがいていきます!
ただ、そう考えるとレッスンをする立場としてはお子さんたちにするアドバイスに責任を持たねばいけません。
実のところ小さいときについたクセは本人が弾きづらいな、と気がつかないと、こちらがくり返し伝えても、なかなか直りません。「ピアノというものが数年楽しめればいいわ」というときはそのままでもいいかもしれませんが、高学年くらいに大きくなって憧れの曲が出てきたときに無理が出てくるのです。
私のように弾きづらさを自覚したのが高校生くらい、と遅い場合、今でも時々悪いクセに悩まされるので、生徒のみなさんにはその苦労ができるだけ少ないように、早いうちに美しい奏法を身につけてほしいと考えています。
小さい頃に身についたよい習慣が、すてきな演奏への近道になると信じてレッスンをつづけていきます。