2024.06.11
6/4(火)、2015年ショパン国際ピアノ・コンクールで第2位と、クリスティアン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞したシャルル・リシャール・アムランさんのコンサートに行って来ました。
7年前の2015年、京都でのアムランさんのコンサートへ行った時も、演奏は勿論、演奏会後の写真撮影やサイン、質問なども気さくに対応して下さり、そのお人柄にも感動しました。
今回のプログラムは、モーツァルト、ブラームス、ショパンでしたが、私のお目当ては、ブラームスの「6つのピアノ小品」op.118でした。
ブラームスはピアニストとしても高い評価を受けていましたが、華やかな演奏よりは内面の豊かな感情表現を追求していたようです。前後のモーツァルトやショパンは、華やかでキラキラと輝いた作品でしたが、対照的なブラームスの作品は、落ち着いている中にも、成熟した技法があちらこちらにちりばめられています。またこの作品は晩年の作品で、人生を振り返った時の哀愁感、昔を懐かしむ穏やかさ、枯れた味わいなども感じる事が出来ます。アムランさんの、繊細な中にも、曲それぞれの情景が目に浮かんで来るような豊かな演奏に感動しました。
今回の会場のフィリアホールは初めて行きましたが、とても立派なホールでした。
お子さん向けのイベントを見つけましたので、ご紹介します。
🎵8/2(金)11時開演
フィリアホール・オープンデー2024
音楽のマルシェでいろんな音にふれてみよう!
ミュージカル体験や色々な打楽器にふれたり、バックステージツアー、レセプショニストのお仕事体験が出来るそうです。(先着受付制)
今年の夏も暑くなりそうですね。
涼しいホールで、新しい事を体験して、夏休みの素敵な思い出作りをしてみませんか?