2016.10.23
ピアノを上手に弾くためにレッスンを受けている生徒さん、楽しむためにレッスンに通う生徒さん、いろいろな目的や目標は学習する上であります。
発表会なども目標の一つになりますし、力もつきます。しかし、コンクールはまた別の意味で競争を伴う
目標になります。練習は時間もかかりますし、いろんな同世代の生徒さんの演奏に触れて刺激もあります。
昔は毎日新聞主催の学生コンクールが有名でした。今でもそうですが、それにしても多種多様なコンクールが年間を通して増えました。
選曲や曲数、日程などを考慮しながら取り入れていくと確かに実力はつきますが、何かと忙しい現代の子供達は他の習い事や塾などのかけ持ちもあると燃え尽きて疲れてしまいそう。若いうちは柔軟性もあるので、忙しくても頑張れるかなと様子を見ながらレッスンしていますが、どこまで要求して良いものやら、専門家を目指す子供なら強硬に進めますが、そうでないのであれば目的に合わせ保護者にも説明しながら勝つためだけでなく、コンクール当日までサポートをお願いして実力強化によって、より良い演奏ができる為の
レッスンであることをご理解いただくのもコンクールの意義かなと思います。一位以外は負け、何ともシビアです。これも試練かな・・・