2024.03.26
昨年からピアノレッスンを再開したかつての生徒さんEちゃん。二児の母となり息子くんをレッスンに連れてきてくれたことがきっかけで自身もまたレッスンを再開。
目下アストル・ピアソラ(タンゴ音楽をポピュラーにした歴史に残るバンドネオン奏者兼作曲家)の有名な「リベルタンゴ」の連弾に励んでいます。
つい先日のレッスンで「先生が入ると自分のリズムがわからなくなる~」と慌てながらも徐々に形になっていく過程が楽しくて仕方がない様子。
自宅練習では下のお子さんが寄って来てなかなか集中できないと嘆きつつも、「今が一番ピアノを楽しめているかもしれない」と話してくれました。Eちゃんは自分の意思でピアノを習い始めたし、高校を卒業して勤め始めてもずっとレッスンを継続。結婚してご主人の仕事の関係で仙台を離れるまで通ってくれていました。それほどピアノが大好きなEちゃんですが、再び仙台へ戻り、育児や趣味が高じてオーダーを取るようになった手芸作品を製作する傍ら、数少ない「自分だけの時間」にピアノを弾くことがとても充実した時間に感じられるそう。
私自身も幼少期から厳しく練習管理され、ピアノが楽しいと感じる暇もないほど練習漬けの日々を送ってきて、ピアノを弾けることが楽しいと感じたのは大学の頃、図書室で見つけたバレエ「ロミオとジュリエット」のピアノスコアを借りて来て自宅で奏でてみた時だったような…。
小学生時代に親に「やらせれてる感」でピアノを弾いていた頃より、いま自分の弾きたい歌を耳コピしながらピアノでアレンジして弾くほうがずっとおもしろいし楽しい、とレッスンに来ている20代のピアノ男子くんもいます。何はともあれひとりで楽しめるものがある、ってストレス解消にはもってこいかも?
ピアノを弾いている間はほかの事をな~んにも考えなくて済むんですよ♪
あなたもピアノ、始めてみませんか?