2022.07.12
久しぶりの更新となってしまいました(;'∀')
先週末に羽生結弦くんが座長を務めるFantasy On Iceが閉幕。
私は大学時代からの友人とかねてより「一度でいいからナマで羽生くんの演技を観てみたいよね」と話していたのですが、そこへこの公演に出演するという情報が入り、さっそく友人とイチかバチかでチケット申し込みをすることにしました。
既に何度も観に行ったことのある友人からいろいろとアドバイスをもらい、羽生くんがオープニングでまっすぐ向かってくる興奮が味わえるS席にエントリー。見事抽選に当たり、晴れて友人と二人、生羽生(ナマニュウと勝手に命名)様を拝む幸運をつかみました。コロナの影響で海外からのエントリーが少ないこともあり、当選確率は高めになるのではと予想されていましたが、さすが羽生くんの人気はそんなに甘くはなかった模様。抽選発表の日にはSNSで「幕張全滅」がハッシュタグになるほどチケットを手に入れるのは大変だったようでした。私たちはビギナーズラック?
何はともあれ念願のナマニュウ様。
オープニングでステージ脇から一気に滑って来る羽生くんの第一印象は「ほっそ!!!」でした(笑)
北京五輪の時より明らかに痩せている。あれ以上どうやって痩せられるのかというほどもともと細いのに。(羨ましすぎる)4回転トーループを目の前で鮮やかに決める姿は本当にかっこよかったし、痩せて回転スピードが速くなったせいか迫力満点。これは5回転もいけるんじゃ…?と思ったほどです。
Fantasy On Iceは海外からのプロスケーターも呼び、歌手を呼んでその場で生演奏に合わせてナマ歌を聴かせてスケーターとコラボするという特徴があり、当日ゲストを知らないまま観に行きましたが、NHK「プロフェッショナル」でおなじみスガシカオさんや冬の女王広瀬香美さんが登場。声量と歌唱力バツグンの生歌に合わせて滑る演目がたくさんあり、見ごたえたっぷりの2時間強でした。実はコロナで仙台駅にも近づかなかったこの3年間。東京に行くのは5年ぶりくらい?でも行ってみて、やはりこういった日常から離れる空間、刺激、体験は自分の感性を錆びつかせないために必要だなとしみじみ思いました。体中の細胞が活性化しますね。過去、音大に進学した教え子には自分が弾くことだけに集中して生のコンサート、あるいはCDすら聴かないという子がいました。大学の教授から「あなたは入学してきた頃が一番良かった」と言われた、と3,4年生の時に話していたことがありましたが、ピアノは弾く人の内面が表れます。自分の中にない物は出てこない。つまり自分自身をアップデートしない限り、ピアノ演奏も変わってこないのです。ぜひぜひピアノが上達したいと思ったらたくさんのナマ体験をしましょう。コロナですっかり前面に出てきた動画サイトでライブストリーミングもやりますが、それと実際の会場で聴くのとはまったく違います。ビールといっしょ。ナマが一番!?(私は飲めませんが)帰りに買った崎陽軒のシウマイ弁当も久しぶりに味わえて最高でしたー(^O^)/