2016.04.25
昨日は、コンサートの最後に喜多こうすけさんが橿コンにきて下さいました。東京芸大の講師となられ貫禄あるお姿でした。フォーレのノクターン第13番から始まりスクーリャビン、リゲティ、山田耕筰作曲スクリャービンに捧ぐ曲より「忘れ難きモスコーの夜」と、どれも滅多に聴けない超難曲。音楽を楽しむのを乗り越えてその凄さに身体が固まってしまいました。
テクニックは勿論ですが、多様な音の色、響き、密度の高い濃い1音ずつ、彼が表現しようとされている内容がピシバシと、これでもか、これでもかと伝わってくる恐ろしいまでの音楽性。未だ余韻が残っています。こんな人に弾いて頂いてあのピアノは幸せだなあと迄思ってしまいました。曲が難曲な事もあり私にはとても理解出来そうに無いだけに聴いていて、ホント緊張してしまいました。
実はチョット体調が悪く4日ほど前から熱が有り抗生物質の薬を飲んでいてクラクラしながら行きました。1年に1回の大切な日だからずっと前から今年はいつ来てくださるのかなあと、待ちに待っていたもので……
お母様も御一緒に来ておられ、終わってから色んなお話もされていました。
凄いイチニチでした‼️