2016.03.06
私のレッスン。まるでヤマト弁丸出し。気取ったところ全く無し。自分そのまま………ピアノの先生としてもう少し威厳が有れば………と、自分でも思った事があったけど、私には出来ない。伝えたい事を1番よく分かりやすく説明するには、常日頃と全く同じ言葉、喋り方になっている。
以前、今は亡くなられた井上直幸先生にとてもハマっていた先生がおられてその先生のレッスンを受ける生徒さんに付き合った事があった。どういう訳か、高田出身の先生なのに東京弁で井上先生そのものの喋り方でとても気取った言葉で私はビックリした事があった。それはそれで良いのだが、普段の喋り方とのギャップに驚き私も反省しないとと思った事があった。
反省して考えたけど………結論に達した。
私は私。そのままでええやんか。それが1番伝わるのなら自分をさらけ出そうと……
そういう訳で主義を通させてもらっている。
生徒ちゃんが途中でつい「お母ちゃん」と言いそうになり「おかあ」で切れてしまう事が度々。
何て可愛いのだろう。抱きしめたくなるよ。「良いよ」「お母ちゃんでも良いよ」と言ってしまいそうになる。それでレッスンが非常に上手くいっていて有意義な1時間になっているのだから………上機嫌で弾いてくれるし………
もう少し大きくなれば自然と「先生」になるだろうからね。お母ちゃんと同じ言葉でコミニュケーションしてるのだから自然な言葉。
甘いかな?今はこれで良いと思う。自然。自然。皆んなそのうち「先生」になったからね。