2016.02.17
今日は生徒さんのレッスンが無いので自分の練習曲のレベルアップの為、上野学園の横山先生の公開レッスンを見ました。学生さんの弾くのはショパンの「舟歌」。丁度自分が練習中の曲で興味深々でした。
先ず感じたのは、「年は取りたくない」
筋肉が硬くなっていくのを実感しているので、鍼に行ったりはしてるけど昔やった時はこんなにも感じなかったけど………
ここで止めないよ。諦めないよ。もう一度、片手ずつの取り出し練習をしよう。メロディーの音が綺麗に響く様にと想い、左手から1音ずつ違う和音が見落としないか、スラー、拍子の取り方、ルバートの仕方、初心に帰って開き直って食らいついています。
ショパンはこの作品を書いて3年後に結核で亡くなりました。ギクシヤクしていた恋人とのヨリを戻すべく地中海の旅に出るのですが自分の死を予感していたのか曲全体はショパンの人生そのものを表していて、切ない部分、天国的な美しいメロディー色んな感情が溢れていて私にとっても、昔、深く考えずにテクニックに追われて弾いていた時とは違い、ジックリと私の人生と向き合う永遠の課題です。
横山先生のレッスンはとても予想以上に細かくペダルの使い方から細かいニュアンス迄とても良い勉強になりました。
頑張ります。