2015.10.16
今月の5週目を利用して賢島へ行く事に…サミットじゃないけど仕事がらみです。折角入り組んだ湾、静かな穏やかな、温暖な気候にピッタリな曲は無いかと、何時もは、曲ありきでイメージ探しをするのですが、今回は反対の道からです。入り組んだ湾と言えばノルウエー。ノルウエーと言えばグリーグ。色々曲探しをしましたが、どうしても極寒の地に住む力強い暗い感じの国民楽派丸出しの曲しか浮かんでこなくて…チョット湾は置いておいて温暖な日本と余り緯度の違わない波静かなと考え…フォーレの舟歌……あまり気乗りしない……散々迷ったあげくショパンの「舟歌」をする事に…昔やったことが有るけどもう1度、今迄生きて来た生き様をこの曲で表現したいと思い決めました。ショパンが死の3年前にジョルジュサンドとの破綻を予感しつつ自分の人生の集大成として色々に変化する海。波。生活の全てが表わされている曲で地中海のマルセイユからマリョルカ島迄の船旅をつづったものです。
私にとっては、何処までたどり着くかな?というぐらいの難曲だと承知の上、年とって弾けなくなる前に、もう1度やりたいと思っていたので決めました。リストの「森のささやき」も丁度形がついたので、明日からボチボチやります。挑戦する目標がハッキリしたので嬉しいです。頑張ります。人生、死ぬまで挑戦!