2015.08.18
連日の猛暑の中、甲子園では熱気に溢れた試合が続いています。明日はもう準決勝。どのチームにもエールを送りたい気持ちで一杯です。
ふと、自分の高校時代と重なり1球を追いかける彼らと、ピアノに明け暮れて必死だった自分が重なり良い青春時代を送らせていただけたと、両親に感謝の念が込み上げて来ます。兎に角忙しい日々でした。ピアノの先生は、宝塚の仁川と、学園前、お二人共東京芸大卒で親しくされていましたが、教え方は全然違ってはいましたが、相当に厳しいものでした。どんな曲でも2回目は、必ず暗譜。学園前の先生は特に厳しく2小節に、2時間かかると言う事もありで、音の響き、イメージ、色、調の持つ特性等、出来なかったら駅前の文華館へ、行かされたり、その時は「何故」と、毎日、5時間も6時間も弾いているのにと反発を感じた事もあったけど今はその意味がよく分かります。その他にも声楽の伴奏や楽典聴音も、大阪だったので、学校から1刻も早く帰ってピアノに向かうのが日課でした。
今、1球に勝負を賭けている彼らを見て身を乗り出して声援を、送りたくなります。