2015.03.06
新しい生徒さんが来られたれた時、大抵のお母様は、「この子、続けることが出来るでしょうか?根気がなくて、先生、よおく練習する様に叱って下さいね」とおっしゃいます。
「はい。わかりました」と、言うもののピアノは叱って練習させて伸びるものじゃない。と、百も承知です。今迄、音大に入学後音楽教室の生徒さんも入れたら200人から300人の生徒さんをレッスンして来ました。全く色々な生徒さんがおられました。未だに、夢に出て来る人もいます。懐かしい思いで夢で会えたことが嬉しいです。其々の、生徒さんの、大抵は御父兄のご希望に添える様に進めてまいりました。コンクールに出たい人はその様に、そこで賞を取られた方は大抵、次の年も出るのを希望されます。苦しい中にも1つづつ作っていく喜びを、音の響きを見いだしていだしてくれるからだと思います。
学校の内申点を伸ばしたいとご希望の方もおられました。4以下にならないように………とのことで、学校の教科書を中心にピアノは4分の1ぐらいのペースで進めました。
昔は子供も多く音楽教室の生徒さんは必ず30分で終了しないと、待っていただく時間ばかり増えるという状態でした。今から考えるとどんな教え方してたのだろう?と………
「あれからウン十年…」では、ないけど、私自身色々な勉強をさせて頂き30分では中々、教えづらくなって来ました。それでも塾があるから、30分で良いです。と、おっしゃる方には、お月謝を4000円にして頂いています。
生徒さんには生徒さんの事情が有りますし、今は塾通いが当然の世の中になっていますので、私も其れに、余りブレない様、要は外さない様教えさせて頂いております。
各人に、従い……と、言うところでしょうか。
出来る限り御要望にお答え致したいと思っています。
あれからウンじゅうねん