2024.07.24
4月からレッスンに来られているSちゃん。幼稚園の年長さんです。華奢な身体で指の力も未だしっかりしていなかったので、無理に音を繋ぐのはしばらく様子見でボチボチやっていましたが、シからミの音が出てくるタイミングで音繋ぎを始めました。
お魚のしっつぽを次のお魚がパックンチョと食べて繋がるイメージで言いながらやって見るとチョで上手く繋がって指の形もそんなに悪く無くつなげる様になりつつあります。ピアノの鍵盤は特に身体の小さい細い生徒さんにとって結構重くて下に沈めるのにも力が要ります。余り焦ると指先が伸びてしまったり良い音が出なくなります。一度指先が伸びてバタバタ弾く生徒さんを正しい形でいい音を聞く態勢に戻すには5、6倍の日にちと時間がかかり、本人にとっても苦痛の種になりましたピアノ嫌いにもなりかね無い問題なのです。
初めは慎重によく見極める事がとても大事な事で決して焦らず本人の指と相談しながら進めています。