2016.12.12
高田から八木に向かう166号線。イオンの辺りはもう、既に葉っぱが全落。銀杏の木が拳を振り上げツッ立ってます。しまむら近く右に3本、少し走って左に2本。未だかろうじて黄色い葉っぱが木の胴体にしがみ付いて、おじさんが忙しそうに国道に落ちた葉っぱを掻き集めておられます。
ここを通るのが大好き〜〜で一旦この黄色の世界に入ると、私の中では別世界。遠くフランスのパリ郊外。落ち葉を敷き詰めたベンチには二人の老夫婦が仲むづましく寄り添う様に寒い中お互いを労わりつつもちょっとした日差しを求めて座って居られ、その肩には、ヒラヒラと黄色い葉っぱが舞い落ちて〜〜
私には行けそうにない、おフランスだけどパリの街、黄金色、太陽の日差しでキラッと輝く葉っぱ、世界。心。落ちて朽ちゆく枯葉。心。
何処かで見た様な絵画のような気もするけど、こんな世界に入り込んでウットリしてしまいます。皆んな心で描いた世界。
これをピアノの音で表したいと銀杏の葉っぱから頑張る気力を貰っています。そしてそれを生徒さんに伝えるのが私の生き甲斐になっています。