2011.06.26
ピアノの演奏では『想像』がとても大事です。
このメロディでは夕焼けの空のような感じ・・・。
ここはそよ風が吹いているところかな~。いろんなことを想像しながら想像したものを自分の音に乗せて音を奏でます。
楽譜に書いてある色々なところから想像してみる。そしてそれが曲想を付けることにつながって行きます。
幼い子供の場合は人生経験がまだ少ないので、知っているものも限られたりします。
たとえば、インディアンって知ってる?と言っても大人は経験や知識が豊富なので今までみた映画や子供の頃みた絵本、何かの写真を見た記憶で難なくインディアンを想像できますよね。
子供は、まだそう言った知識も経験も少ないのでインディアンを知りません。
題名に「インディアン」と付いた曲があるとしましょう。
知らないインディアンをどうやって想像するか。そして、それをどうやって曲想をつけることにつなげるのか。
最近の子供用のテキストなどには挿絵にも配慮してあり、インディアンが描いてあることもあります。 でも、それだけではインディアンの情報として不十分なところもあります。
便利なことに、インターネット[[pict:pc]]が普及している現在、動画なども簡単にパソコンで観ることが出来ます。
私は、是非、ご家庭でもそう言った知らないものに対してどんどん知識や経験をお子さんにさせてあげてくださいと、お母様方にお伝えしています。
テキストの挿絵だけでは不十分だった情報もインターネットなどを使えば簡単に補うことが可能です。
さすがに、インディアンを実際に見ることは難しいですが沢山の、知識や経験は何事においても決して無駄にはなりません。
もちろん、ピアノを演奏することでも大きな力となって発揮されることと思います