ドイツの先生のオンラインレッスン聴講【 ヴュルテンブルクソナタ2番
2022.12.19
こんにちは。
たなべピアノ教室です。
一昨日はオンラインレッスンの
聴講を受けました。
ヨーロッパとは時差があるので、
17時半からと少し遅い時間からのスタート
となりました。
その中から
◉カール・フィリップ・エマニエル・バッハ
「ヴュルテンベルクソナタ2番」について。
C・P・E・バッハは、
J.S.バッハの次男で
まさにバロックから古典派の橋渡しの時代に
生きた人です。
音楽の特徴は、ギャラント様式(メロディ➕和声)、
多感様式(複数の性格の異なる主題)などと言われています。
さて、オンラインのレッスンでは、
「この曲に人生を吹き込むようなことをしましょう!」
という言葉にワクワクしました。
◉父 J ・S・BACHは、
プレリュードとフーガなどをみても
一つの曲の中では、ほとんどひとつの雰囲気、
キャラクターである。
それに対し、
◉次男C・F・E・BACHの時代の音楽の特徴として、
ひとつのトピックから、突然次の新しい
トピックが現れてくるというような造りに
なっている。
ひとつの楽章の中でも、強弱、
アーティキュレーション(感情表現を
するのに重要、腕を使わず指先だけで)
をつけて
雰囲気を変化させていって良い。
当時の楽器と違う現代のピアノで弾いて
いる私たちは、
それを自分自身でそれを決めて、
意図的にしないといけない、
などなど・・・興味深いお話がいっぱいでした。
そして、そうすることによって、
音楽がどんどんイキイキしてくる。
大変勉強になるレッスンでした。
C・F・E・BACHの正しいクラヴィーア奏法
の本の紹介もありました。