2022.05.18
今日から2回にわたり、楽器を「聴く」ことと「演奏」することの違い
についてお話します。
楽器演奏は脳にどのような効果を
もたらすか
ピアノはもちろん楽器演奏です。
ピアノを弾いている時、
脳の中ではすごいことが
起こっているんです。
聞くだけでも効果のある
音楽ですが、
やはり演奏することでの効果は、
計り知れません。
翻訳 バイオラ大学
河村まなみ先生
「楽器を弾く事の脳への効果」
被験者にこの機器に入ってもらいながら
国語、数学の課題を解いてもらい、
脳の活動領 域を調べました。
ある時、被験者に音楽を聞いて
もらったところ、
脳内に
花火が起こっているのを見たのです。
脳内の多数の箇所が一度に
明るくなったのです。
更に、音楽をメロディー、
リズムなどの要素に
分けて聞き分け、
最後に一つにまとめて
聞くという作業を
していたのです。
しかも音楽が耳に入ってから足で
リズムを刻むまでに、
その全ての工程を一瞬にして
処理していました。
更に科学者達は、
音楽のリスナーから
プレイヤーに移行して調べると、
プレイヤーの脳 内には大花火大会が
起こっていました。
もちろん音楽を聞いている時の脳内は
大変興味深い動きをしますが、
演奏している時の 脳内はほぼ
ジムで体全体を
鍛えるくらいの活動が起こったのです。
脳内の多数の箇所が明るくなり、
複数の違った
情報を同時にしかも繊細さ、
協調性を
持ちながら驚くべき速さで
処理するのを
科学者は発見しました。
なぜそのような状態になるのかは
また次回お話したいと思います😊
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