2022.03.31
今日お伝えする内容は
「リベラル・アーツ」についてです。
皆さんは、ご存知でしょうか?
私はこの言葉を講座を受けて初めて知りました。
リベラル・アーツが日本で紹介されたのはこちらの本です。
「ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育」
リベラル・アーツとは、一般教養とも言われますが
全人格的教育という
意味合いが強いです。
ギリシャ・ローマ時代に生まれた理念で
「人が持つ必要がある実践的な知識・学問」とされており
音楽の他に、
文法・修辞学・論理学・算術・幾何・天文合わせて7科のことを言います。
全人格教育の中に音楽が入っているのがすごいですね
日本では音楽の単科大学が多く
音大では音楽だけを専門的に学ぶイメージが強いですが、
アメリカではバランスの取れた人格形成を目指す
全人格的教育のために
総合大学の中に音楽学部がある大学が多いのだそうです。
「ハーバード大学は音楽で人を育てる」によるとアメリカにおいて音楽を専門的に学ぶということは
ここ100年来の傾向に過ぎなかったそうで
今は多くの教科と並行して音楽が存在する形が主流になっているそうです。
現在ハーバード大学では、
学部生6600名の約半数3000人以上が何らかの芸術活動に携わっていて
中でも音楽活動は活発でキャンパス内では
年間約450の学生コンサートが行われているとのこと。
ハーバード大学の優秀な学生さんは勉強ばかりでなく
音楽も楽しんでおられるわけですね。
日本でも進学校や有名大学では、
オーケストラやピアノのサークル活動などが
盛んで質の高い演奏をされていたり
しますものね。
では、なぜ音楽学部が総合大学にあるのかについて次回に書きますので
お楽しみに。
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