2022.01.10
東大ピアノの会ってご存知ですか?
昨年のショパン国際ピアノコンクールにも出場されたかてぃんさんこと角野隼人さんも
在籍されていた会です。
東大ピアノの会は、東大生が6〜7割と他の音楽大学生、他大学生
で構成されているサークルです。
私は、次男が在学中に「5月祭」や「駒場祭」に
よく行っていました。
レベルの高い演奏、個性のある演奏、
また選曲にも興味があって
いつも彼らの演奏を聴きにいくのが
とても楽しみでした。
東大ピアノの会の第8代会長さん(東大OB)の木下さんは
現在は音楽事務所と映像制作の
会社を経営。
電機メーカー在籍時に
ワルシャワで開催された
「第2回アマチュアのためのショパン国際コンクール」で第3位
だったそうです。
その木下さんが、
仕事をしながらピアノを続けることに対して
アドバイスされてます。
【大学生の彼らにも言えることですが、
お子さんの勉強と習いごとの
両立について悩む親御さんにも
お伝えしたいのは、習いごとは
「続けるかやめるか」
という二択ではなく、
「細く長く続ける」ことも、
選択肢のひとつとだということです。
例えば「ピアノは毎日練習しなければ
すぐ下手になる」と言われる
こともあります。
しかし、プロをめざすのでなければ、
そこまでの勤勉さは不要では
ないでしょうか。
勉強や仕事が忙しいときには、
しばらくお休みしながら
続けていくという方も多いですし、
それでも、十分上手に弾いて
いらっしゃいます。
無理せずに付き合っていくのが、
長く続けられる秘訣ではないでしょうか。
また第40代会長さんの方さんは、
子どもの頃は「なぜ自分だけゲーム買ってもらえないの」と反抗したこともあったそうですが、
【もし手元にゲームがあれば誘惑に負けて
遊んでしまい勉強の時間もピアノの時間も削られていたので、
今は「ゲーム機を与えてくれなくてありがとう」と親に感謝しています(笑)
しかも、勉強に疲れたからといってゲームやスマホに向かうと、休憩のつもりが、実は頭は休めていない気がします。
そんなときは、音楽や外で運動するほうが、意味のある休憩になると思います。
勉強に没頭すると、次第に頭がヒートアップしてぼーっとしてくるのですが、そんなときに
ピアノを弾くと、
頭がすっきりしてリフレッシュできるのです。
しかも、ピアノを弾き終えた後は勉強への
切り替えもスムーズにできるので、とても
おすすめです
ピアノと勉強では、使う脳の部分が別なのでは
ないでしょうか。
ちなみに、がーっと一気にやる短期的な集中力もピアノで養えたと思います】
と話されています。
素晴らしいですね。
やはりピアノの習い事は、細く長~くでも
続けることが大切!
勉強に疲れた時はピアノを弾いてリフレッシュ!
そして、短期的な集中力もピアノで養えると
いうことを実証していますね