2021.11.12
最近日本では、子育てを楽しめないという親御さんが
多くなっているという話も聞きますが、東洋経済オンラインで
こんな記事をみつけました。
「日本の親が育児が辛いと感じる3つの理由」

【抜粋】
■親が、あらゆる分野の「専門家」になろうとする
日本では、「育児がつらい」という話をよく聞きます。人間を育てることは、世の中で最も大変かつ重要な仕事といっても過言ではありません。
1つには、「専門家を頼る」という選択肢が身近でないことが挙げられます。親は育児の初心者です。とくに初めての育児では、知らないことばかりなのは当然です。親になってそのことに気づき、あわてて情報収集を始めます。
たとえば、子どもが小さいうちは、医学の知識が必要です。
子どもを育てるにはお金が必要なので、お金の知識も必要です。
子どもが体を使って遊ぶようになれば、どうすれば危険でないかといった運動に関する知識を、子どもと効果的なコミュニケーションをとるために心理学の知識を得ようとする親もいるでしょう。
自分の知識や努力で足りない部分を感じたら、どんどん周囲に頼っていいのです。
子どもの体調のことで悩みがあったら小児科を受診するように、他の分野でも「専門家を頼る」という選択肢があります。離乳食のことで悩んだら栄養士に質問すればいいし、子どもの教育費のことで悩んだらファイナンシャル・プランナーに相談すればいい。
■「こうあるべき」という根拠なき思い込み
2つ目の理由は、「母親はこうでなければいけない」という思い込みが、母親自身のなかや社会に根強く存在していることです。カラダノート社による2020年の調査によれば、「ママが家事や育児をするのは当たり前」と考えている母親は、回答者数の半数以上に上りました。共働きが一般化した現代においてもなお、専業主婦が大多数であった時代の風潮が残っているのです
■「世間体」という日本独自の考え方
「育児がつらい問題」を増長させる3つ目の大きな要因は、「世間体」という考え方にあります。もし、あなたが次のような考えを抱いたことがあるなら、あなたも「世間体」という呪縛にとらわれているといえます。
「子どもをベビーシッターに預けて夫婦で食事に行くなんて言ったら、子どもがかわいそうだと批判されるのではないか」
「子どもの学校や保育園の保護者会には、母親が参加すべきではないか」
「子どもが熱を出したときにパパが迎えに行ったら、変に思われるのではないか」
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少々アメリカ的な視点かもしれませんが、頑張りすぎているお母さんは、参考にしてエッセンスを取り入れても良いかもしれませんね。
親がストレスを抱えていると、お子さんによい影響を与えません。
子どもは、お父さん、お母さんにいつも笑っていてほしいものです。
いつも笑顔でいるために、定期的にリフレッシュして心の余裕を持てるようにし、
お子さんとのかけがえのない時間を楽しんでください。