2021.04.15
突然ですが
あなたは、音楽と勉強どっちが大事だと思っておられますか?
もしかしたら、音楽って言ってくださるかもしれません。
それは、嬉しいですが、やはり実際は、
勉強>音楽という方が多いのではないかと思います。
そんな方にぜひお伝えしたい情報があります。
昨年の秋、育脳ピアノレッスンの教科書という
セミナーに4回にわたりzoomで参加しました。
内容は音楽教育は、学業成績に良い影響を及ぼすという
アメリカでの研究についてのお話でした。
講師はアメリカのカリフォルニア州のロサンゼルスの近くにある
バイオラ大学でピアノ指導をされている
河村まなみ先生です。
とても充実した内容でしたので少しずつブログ書いていこうと思います。
アメリカのカレッジ·ボード(大学入学用全国模試を行う機関)の統計を見ると、2015年に全国模試を受けた高校生のうち、4年間音楽のクラスを取った生徒は1年半以下しか取らなかった生徒より平均92点、総合点が高かったそうです。この試験の総合点は2400点だそうです。
高校生には是非音楽クラスを選択して欲しいですね。
また、高校の音楽って3年間フルなところって少ないと思うので、
学校側もぜひ取り上げて欲しいですね。
そうして欲しい背景には、ピアノは小学生までは習う子が多いですが、
どうしても受験、部活などでやめてしまう子が多いんです。
本当は中学生になっても、高校生になっても習い続けてくれたら・・・
伸び盛りの時こそ、ピアノを習い続けたら、
学業成績にもいい影響が出る可能性があるかも知れません。
私の教室でもピアノを続けている生徒さんは
成績も良い方が多いです。
お子さんがピアノ・音楽が好きで、それが気分転換になって、
さらに成績にも良い影響があるとなれば、ピアノをもっと続けたらいいと思いますよね。
セミナーではさらに興味深いお話がたくさんありましたので、またお伝えしていきたい
と思います。