2022.06.24
「この次はちゃんとやるのよ」(うまく音楽活動ができなかった子どもにお母さんがつい言ってしまう一言)。これは、言っている側は励ましのつもりでも、言われる側にとっては脅迫です。「今日はダメだった」と言われているの前提にいっていることですから。「次は絶対に上手にやるのよ」と言われているのと同じです。そんなことを言われたら、レッスンにいきたくなくなりますよね。
例えば、恥ずかしくてお母さんから離れられない子どもがいたとします。そのお母さんに対してはこのように頼みます。「その子がどんなにやらなくても、お母さんはニコニコ😊と笑っていてください。子どもを心配そうに見てはいけません」
お母さんが笑ってさえいれば、「お母さんは私と一緒にいるのを喜んでいるんだ」「僕とここにいるのが、お母さんうれしいんだ」というように見えるでしょう。