2022.02.06
「よくできるわね、いい子ね」と子供に言えば、本人も やる気が出るし、それが インプットされていきます。最近よく耳にする「ほめて育てる」教育です。
ある小学校の先生が、「最近の親は、子供に先へ先へと教えてしまう、本人が本当に好きなことを
何でもいいからやらせてほしいのに、、、、」と話していました。
例えば、子供が外で石を集めてきたり、電車が好きでずっと眺めている時、その子が本当にそれが好きだったら、きっと一生懸命やるでしょう。すると「〇○ちゃんは石の名人、電車の名人なんだよ」と言われるようになったりして、本人も自信を持ち、まわりの子もそれを認めるようになります。その成長期の自信は、その子の性格の成長にきっと役に立つはずです。ピアノだって同じです。
まわりの友達や大人からほめられたり認められたりする言葉は、言霊となって、ますますその子の意識の中に入り、「他の子より優れた部分を自分は持っている」という「型」になっていくでしょう。その子へのまわりからの見方が、その子をもり立てていくはずです。
ちょっとほめただけの言葉に、こんなにパワーがあるのです。