ドイツのピアノ”ヘスラー”を弾かせていただきました!
2025.04.18
ドイツのピアノ”ヘスラー”を弾かせていただきました!
先日は、ドイツ製のピアノを弾くという
とても貴重な経験をさせていただきました。
ドイツ製のピアノといえば
ベーゼンドルファー・ベヒシュタインや
ブリュートナー
を耳にすることが多いかと思いますが、
今回弾かせていただいたのはヘスラーです。
このヘスラーは、ブリュートナー社が、
ブリュートナーの工場内で、
ブリュートナー職人が手作業で
100%ドイツ製の材料で、
音に影響のない部分でコストを下げる工夫を
しているブランドです。
弾いてみた第一印象は、
その独特な響きです。
ぬくもりがあるにも関わらず
凛とした厳かな
遠くまで響く鳴りをかんじました。
楽器自体が鳴っている感覚です。
鋳物と木材の作り出す心地良いブレンド
とでも言いましょうか。
形はアップライトですが
その鳴る感じは
小さなグランドかと思ってしまうほどでした。
またトリルや連打に対しての
ハンマーの戻る速度が
アップライトとはおもえないほど
指についてきてくれます。
ショパンのバラード第3番の
冒頭を弾かせていただきましたが
至福の時間でした。
このような機会をいただけたことの感謝です!