2025.02.03
ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室です
2歳からシニアの方まで障害の有無に関わらずピアノの素晴らしさを!
【茨城大学学長を表敬訪問】
本年度の日本ピアノ研究会
ジュニアピアノコンクールにおいて
健常者の子供達に混じって参加した
生徒ですが、
予選、本戦を合格し
受賞者披露演奏会に出演しました。
この生徒は、このコンクールにおいて
読売新聞社賞をいただきましたが、
実はこの生徒は
茨城大学附属特別支援学校に通う
知的障害を持った小学生です。
今回、この成果が認められ
先週
茨城大学学長を表敬訪問する
機会を得られました。
なんと光栄なことでしょう!
思い返せば、この生徒との出会いは
6年前に遡ります。
大手ピアノ教室に通っていましたが
なかなか障害の特性を理解していただけず
私のところに
レッスンに通うことになったのですが、
お母様の協力が
素晴らしく
半年ほどで絶対音感トレーニングをマスターし
その後
バイエルを106番まで完全に終了し、
現在ハノンとブルグミュラーを
練習しています。
一定のテンポ感で弾くのが難しく
メトロノームを駆使して
練習したり、
私と一緒に弾くことで
テンポを安定させるよう
頑張ってきました。
今回の表敬訪問を終えて、
お母様のコメントがいただけましたので
ここに紹介いたします。
《表敬訪問を終えて...》
今回、コンクールで賞をいただけたことで、
茨城大学の学長先生に
表敬訪問する光栄な機会がありました。
コンクールでは、
8月の予選、10月の本選、12月の披露コンサートと
約半年間の練習を続ける必要があり、
モチベーションを保つことが一番大変でした。
その期間中には、
弾けていたところが弾けなくなってしまったり
テンポは速くなったり遅くなったりと
色々と迷走しましたが、
無事に全てを終え、
読売新聞社賞を受賞できたときは、
達成感でいっぱいでした。
そして、
学校より表敬訪問ができると伺った時は、
子供の努力が認められた気持ちですごく嬉しかったです。
稲野辺先生、ご指導ありがとうございました。
我が子が障害を持っていると知った時の
母親の気持ちがどれほどのものであるかを
私は身をもって知っていますので、
今回の表敬訪問は
本人はもとより
ご家族の皆様にとっても
嬉しい出来事だったことでしょう!
障害があっても諦めずに
コツコツ日々努力して生きていれば
周りにも、ご本人にも
勇気を与えられることが出来ることを
私たちに教えてくれていると思いました。
障害の有無に関係なく
ピアノの前では、
皆一緒!
🎹ピアノが、この生徒の世界を広げてくれています。
あらためてピアノという楽器の素晴らしさを実感しました。
当教室のコンセプト
「障害の有無に関わらず全ての人にピアノの素晴らしさを!」
を噛みしめました。