《シニアの方と『アヴェマリア』(バッハ・グノー)》
2025.01.11
ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室です。
いつも私のブログをお読みいただきありがとうございます。
2歳からシニアの方まで障害の有無に関わらずピアノの素晴らしさを!
《シニアの方と『アヴェマリア』(バッハ・グノー)》
この数ヶ月間生徒たちは、
ウィンターピアノコンサートに向け
ピアノのアンサンブルを練習してきました。
コンサートに参加しない生徒もおりますが、
この時期は
生徒全員がピアノアンサンブルに
取り組みます。
もちろんシニアの方も
例外ではありません。
今回紹介するシニアの方は、
全くピアノの経験がない状態で
ピアノをスタートしました。
楽譜もすらすら読めるようになり
バイエル上下巻・ハノン・ブルグュミュラーと進んで
ペダルの踏み替えもかなり上達しました。
しかし、頭で理解できても
いざピアノを弾くとなると
リズムを掴むのに苦労されています。
また、歌うようなレガート奏法にも取り組んでいます。
この2つを改善する方法として
バッハ・グノーのアヴェ・マリアを
選びました。
この曲はバッハ作曲
平均律クラヴィーア曲集第1番ハ長調を伴奏にし
グノーが
旋律を作曲し
その後1859年歌詞が加えられたものです。
歌曲の作品として有名ですが、
ヴァイオリンやギター、ピアノ、トロンボーンなど
数多くの編曲が存在します
今回は、ピアノ2台の形をとりました。
意外と難しかったのが、
相手のピアノが演奏されている途中で
タイミングを考えて入ることでした。
私が伴奏の部分を受け持ち
シニアの方がメロディーの部分を受け持ちました。
生徒の話を聞きましたところ、
私のピアノを聴いてしまうと
頭が真っ白になり
入るタイミングがわからなくなってしまうようです。
実際ご自身のピアノを弾くことに関しては
問題なく弾けていたのに
アンサンブルになった途端
拍を数えられなくなってしまうようです。
大縄跳びで
ぐるぐると回転しているところに
入ったり出たりする
感覚に似ているかもしれません。
苦労しましたが、
できるようになった時は
とても嬉しかったようです。