2024.05.23
ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室です。2歳からシニアの方まで、障害の有無に関わらず全ての人にピアノを。
《校歌の伴奏で自己肯定感アップ!》
ピアノを習っていて嬉しかったことの中に
「コンクールで賞がもらえたこと。」や
「発表会で頑張れたこと。」と並んで
「合唱コンクールの伴奏者に選ばれたこと。」も
あると思います。
今回紹介するのは、
「学校の校歌の伴奏者に選ばれたこと。」
最近の小学校では、
校歌を歌う時に、音楽の先生ではなく
生徒に効果の伴奏を任せる学校が増えています。
これはピアノを習っている子にとって
とても良い経験になります。
様々な集会はもちろんですが、
特に卒業式のセレモニーなど
一生の思い出になる場面で
生徒全員がうたう伴奏者に選ばれることは
とても名誉なことであり
自分という存在の有用感・自己肯定感がアップし
それは、自信につながっていくでしょう。
これは1日や2日頑張っても得ることができる経験ではありません。
何年も何年も積み重ねた練習の成果が花開くことで得られるものです。
1年や2年ならできるけれど
ピアノは、少なくても5年以上続けてはじめて形になって行きますので、
この継続する力は、ご家族の支えがあって初めて
身につくものです。
この継続する力は、
人生を生きていく上でとても大切なことです。
これは企業の就職を担当する人事部の方がおっしゃっていたことですが、
ピアノを小さい時からずっと続けてきた学生は、
就職に有利だそうです。
なぜなら、就職し仕事を覚えていく間には、
様々な苦労があるのは当然ですがこの時
ピアノを長く続けられた学生には、
困難な時でも諦めずやり抜く力が備わっているというのです。
音楽はもちろん楽しいものですが、
楽器を習得するには楽しいだけではないこともあります。
苦労したり、できない時に試行錯誤して工夫したりする中から
掴み取った《達成感》は何事にも変え難い《喜び》に変わります。
生徒には、「この達成感を味わわせてあげたい。」
ご家庭でも長いスパンでお子様の心の成長を
見守って頂ければ幸いです。