2024.05.21
《2024 優秀指導者に認定されました。》ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室です。2歳からシニアの方まで、障害の有無に関わらず全ての人にピアノを。
日本ピアノ研究会のジュニアピアノコンクールに、
昨年度は1名&1組(合計3名)の生徒が参加いたしました。
一人は、小学1年生の河野華さん。
8月の予選では、ベール作曲「子どものうた」を元気に弾いて本選出場をはたしました。初めてのコンクールという緊張の中よく頑張りました。おそらくコンクールの中でもこの予選が一番緊張していたのではないでしょうか。
10月の本戦では、予選曲プラス課題曲のヴィエイラ作曲「白鳥のダンス」を
とても音楽的に歌って弾けていました。これには指導した私も驚いたくらいで、
天性の表現力を持っていルト感じました。もちろん本選も通過しました。
12月の受賞記念披露演奏会への出場資格が得られ
本選の2曲を完成度高く演奏できました。
優秀賞をいただき、全校大会の出場権を得ましたが、
今年は、動画審査ということでご辞退されました。
こうして初めてのコンクールを経験することで、
1年前と他比べ物にならないくらいピアノはもちろんですが、
このコンクールの成果の1番は精神的に大きく成長されたことではないでしょうか。
自分に自信が持てるようになったのではないでしょうか。
もう1組の参加者は、小学5年生の飛田桐夏さんとお母様です。
一昨年度ピアノソロで出場し全国大会で見事優良賞を受賞されましたが
今回は、親子連弾部門にお母様と共に出場されました。
お母様が ピアノの経験があり、親子で連弾するのが夢だったとおしゃっていましたので、とても良い思い出になったことでしょう。
8月の予選では、チャイコフスキー作曲 くるみ割り人形より「行進曲」ですが
練習が進むうちに桐花さんが年齢的に複雑な時期にさしかかり、2人の演奏を
まとめ上げるのに苦慮しましたが予選を通過しました。
本選では予選曲に加え、課題曲のメキシコ民謡「ラ・バンバ」を演奏することにしました。このとてもリズミカルな曲をノリノリに乗って演奏するのは難しく(クラシックを中心にレッスンしてきましたので)、この曲を練習する中で、リズム感が良くなっていきました。コンクールに出た副産物ですね。
1月の受賞記念披露演奏会は ご家族の日程の都合で、
北関東Aの昌賢学園まえばしホール(大ホール)に参加しました。
全国大会は動画審査ということで、当教室で録画をしました。
曲はチャイコフスキーのくるみ割り人形から行進曲にしました。
そして結果は見事再び優良賞を受賞しました。
違う時期に2人がそれぞれ指の骨を折るなどの怪我をし、
さらに時期を違えて体調を崩し、こんディションを整えるだけでも
とても困難を極めました。良くぞ諦めずに最後までやり通しました。
様々な時期を乗り越え、コンクール4つの本番をやりきった2人に
「ブラボー!」
この半年コンクールを通し参加した3名と一緒に走れたことに指導者として
感無量です。さらに日本ピアノ研究会よりこんな素晴らしい優秀指導者に
認定していただき重ね重ね嬉しく思います。
さあ今年度はどんなドラマが待っているのでしょう!
とても楽しみです。