《173名の方にご来場いただきました!心と脳に響くシニアのためのピアノ連弾コンサート》
2024.05.03
ひたちなか市・那珂市 稲野辺純子ピアノ教室です。
いつも私のブログをお読みいただきありがとうございます。
2歳からシニアの方まで、障害の有無に関わらず全ての人にピアノを。
《173名の方にご来場いただきました!心と脳に響くシニアのためのピアノ連弾コンサート》
先日の4月27日(土)にひたちなか市那珂湊
コミュニティーセンター大ホールにて
心と脳に響くシニアのためのピアノ連弾ピアノコンサートが
開催されました。
事前予約を136名の方に頂きましたので、
会場の定員が150名ですから
当日参加で数名の方がいらしても
ちょうどいい感じになるかしらと思っておりましたが、
開演時間の30分前ぐらいから
ホール前に長蛇の列ができてしまい、
続々皆さんが会場に入って来られますと
なんと椅子が足りなくなってしまい
床に正座する方まで出てきてしまいました。
会場の係の方にお願いし、
他の集会室にある椅子を集めてきていただき
なんとか皆さんが椅子に座れる状況になりました。
集計したところ
173名の方にご来場いただきました。
シニアの皆さんがこのコンサートに
高い関心を寄せていただいていることを実感しました。
コンサートの冒頭では、
日本におけるシニアの方の状況を
次のようにお話しいたしました。
戦後の平均寿命が50歳だったけれど、この80年間で、
平均寿命は男性82歳・女性は88歳で
世界的に見ても日本は超高齢化社会です。
しかし、
健康寿命は男性73歳・女性76歳。
つまり不健康期間が
男性9年・女性12年。
その原因の第1位は、脳血管疾患。
第2位は、認知症
この2つで全体の6割を占めます。
脳も体の一部です。
使わなければ機能が低下します。
ということで、
音楽の出番です。
このコンサートでは、
ピアノの生の演奏を聴くことで
幸せホルモンのセロトニンを分泌し、
また
参加型の脳トレ・口腔ケア・音楽レクに
取り組むことで
達成感を感じるオキシトシンやドーパミンの
分泌を促すように
プログラムを組みました。
コンサートが進むにつれ
皆さんの表情が豊かになり
会場全体が穏やかで楽しい雰囲気になって
こちらの意図が
皆さんの伝わってゆくのを
肌で感じることができました。
アンケートにも
「ピアノの音色に癒され
涙が溢れそうになりました。」とか
「体がポカポカしました。」などと
書かれておりました。
研究論文から
音楽で認知症予防が可能であることは、
わかっておりましたが、
こうして
シニアの方を前にし
音楽と脳トレを組み合わせた
ピアノ連弾コンサートを
実際行ってみて
皆さんの表情の変化から
その効果を実感できました。
「またこのようなコンサートを開いてください。」
「私の街でもこのようなコンサートを開いてください。」
という声が上がっておりました。
開催して本当に良かったと思います。
読売新聞や茨城新聞にも掲載していただきました。
またコンサート当日は
ケーブルテレビの取材も受けました。
5月6日から1週間放映されるとのことです。
後援いただいた
・ひたちなか市
・ひたちなか市社会福祉協議会
・那珂湊ロータリー
をはじめご協力いただいた皆様に
感謝申し上げます。
育脳シニアピアノレッスンの会長の
保科陽子先生には、
このコンサートのために
企画から様々なご助言をいただき、
さらにコンサート当日は
東京から駆けつけてくださいました。
お越しいただいた皆様が
幸せな毎日を送れますように!