「新しい時代のピアノ教室のあり方」〜少子高齢化・人生100年時代の到来〜
2023.04.21
ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を開いております
ピアニスト稲野辺純子です。
いつも私のブログをお読みいただきありがとうございます。
3歳からシニアの方まで、障害の有無に関わらず全ての方にピアノを!
「新しい時代のピアノ教室のあり方」〜少子高齢化・人生100年時代の到来〜
4月19日(水)に、崎本正俊 先生を
講師にお迎えし
「新しい時代のピアノ教室のあり方」
というテーマで
お話いただきました。
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いつの世も、
時代の変化は当然のこと。
変わらない時代は、
未だかつてありません。
それでも、ここ数年の
変化のスピードは、
ものすごいものがあります。
今の親世代は、
スマホやPCのない時代に生まれ
ネット社会の出現により、
それまでの常識が
ひっくり返るような感覚を味わい、
なんとか
その波に置いていかれないように
頑張ってきた世代です。
しかし、今の子供世代は、
スマホ・PCが当たり前にある環境に
生まれてきています。
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となると当然、ピアノに求めるものも
親世代と子供世代の間に
ギャップが出てくるのは、当然のことです。
ここでピアノ教室は
この親世代・子供世代どちらのこともも
客観的に視点から見ることができますので、
世代間のギャップを埋め
実際に指導にあたる子供たちの
ピアノを上達させる役目を担っています。
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また今日のようなAI時代だからこそ
人の感情に直接関わる音楽は、
練習云々に関わらず、
人から人によって伝えることのできる
大切な営みです。
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また「人生100年時代」が、
現実のこととなってきた今、
ピアノ教室が、シニアの方々に
様々な貢献ができる可能性があります。
お仕事を退職されたり、
子育てが一段落すると
どうしても社会とのつながりが希薄になりがちです。
そこで、ピアノ教室に通うことで、
孤独感や寂しさを解消することに役立つでしょう。
また、やっと自分のために時間を使うことが
できるようになり、
昔からやってみたかったピアノを学ぶことで
非日常を通し
自己実現や自己肯定感を叶えることで、
生きがいや幸福感を味わうことが
できるでしょう。
さらに、
ピアノを弾くことで
指先を使い、楽譜を読むということが
脳の活性化を促し
認知症対策になることで、
健康寿命を長くすることが
可能となるでしょう!
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ピアノ教室は、かつてのように
一部の裕福な家庭の子だけが
受ける情操教育ではなくなりました。
ピアノを習いたいと思えば
どなたでも習うことが可能です。
新しい時代のピアノ教室は、
AI時代・人生100年時代の今
幼児から、それこそ100歳までの方々の
こころの豊かさのお役に立つことが
できます。