上行はシャープ系・下行はフラット系(バイエル105 番)
2022.09.30
《3歳からシニア世代はじめてのピアノ個人レッスン》
茨城県ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を
開いております稲野辺純子です。
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ありがとうございます。
上行はシャープ系・下行はフラット系(バイエル105 番)
今日は、バイエル105番について解説します。
この曲は、半音階の準備体操的役割を
果たしています。
まず、指の番号が12345のままの状態で
半音階を弾いてゆきます。
ここで大切なことは、
上行の時は、シャープ系
《ド・#ド・レ・#レ・ミ》
下行の時は、フラット系に
《ミ・♭ミ・レ・♭レ・ド》
となっていることです。
ピアノの場合は、声楽などど違って
1つの音に対し1つの鍵盤で1つの周波数に
物理的になってしまいますので、
上行でも下行でも
あまりこのシャープ読みする場合と
フラット読みする場合に
ニュアンスの違いは、あまり
感じられないかも知れませんね。
また
同じ鍵盤でも
シャープ読みする場合と
フラット読みする場合では違ってきます。
このことを
異名同音
と言います。
#ド cis ・・・es ♭レ
#レ dis・・・es ♭ミ
#ファ fis・・・ges ♭ソ
#ソ gis・・・as ♭ラ
#ラ ais・・・b ♭シ
***
曲の終盤に1回だけ少し長めの半音階が
ありますが、
指番号に注意し、ゆっくり
練習してみましょう。
***
私の解説動画をあげておきますので。どうぞご覧下さい。
https://youtu.be/WlkS4zVj4MY