Piano Lesson [演奏と解説]BeyerバイエルNo.90について
          
             
            2022.08.08
            《3歳からシニア世代まで初めてのピアノ個人レッスン》
            茨城県ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を
            開いております稲野辺純子です。
            
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            Piano Lesson [演奏と解説]BeyerバイエルNo.90について
            
            
            前回は、a moll A minor イ短調についての解説をしましたね。
            
            今回は、そのイ短調の音階を使って
            
            少しだけ おしゃれにした90番について解説いたします。
            
            
            
            まず左手の5の指を2分音符保持する事に
            
            気を配ります。通奏低音のように
            
            曲全体を通して響きます。
            
            
            
            ABAの3部形式ですが
            
            Aの部分はラー
            
            Bの部分はドー
            
            この音からもわかるように
            
            Aの部分はa moll
            
            Bの部分はC dur
            
            になります。
            
            
            
            右手をみてみると
            
            非常に単純な音型でできており
            
            指のトンネル(くぐらせること)は、
            
            3回しか出てきません。
            
            
            
            a moll に関しては、旋律的短音階の上行形が最後に
            
            1度だけ出てきます。
            
            
            
            またこのように同じ調号で短3度の関係にある音階を
            
            平行調といい親子のようにとても密接な関係です。
            
            a mollからC durになる時の気持ち
            
            そして
            
            C dur からa mollに戻る時の気持ちを
            
            感じてみましょう!
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            YouTubeで解説動画をアップしています。
            どうぞご覧ください。
            
https://youtu.be/9xgAO0hkVSY