絵画から感受性を育てましょう! 『コローから印象派へ』 (ランス美術館コレクション)
2022.02.24
絵画から感受性を育てましょう!
『コローから印象派へ』
(ランス美術館コレクション)
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コローから印象派へ(ランス美術館コレクション)
先日、茨城県近代美術館へ
ランス美術館コレクション
『コローから印象派へ』を
観に行って来ました。
この展覧会は、
フランス・シャンパーニュ地方の
ランス美術館所蔵の作品を中心に
企画されました。
かつて絵画は、神話・宗教画や肖像画がほとんどでしたが、19世紀に入ると
チューブ画具の発明により
アトリエの外での製作が可能となり、
外の光のもとで、生き生きとした
自然を表現するようになります。
カミーユ・コロー(1796-1875)は、
前景に逆光の木々や人物を配し、
後景に空気感感あるれる
光と自然を描いています。
まさに空気と光を描こうとしているのが伝わってきます。
その後のパルビゾン派を経て、
この光と大気とさらに水のうつろいを
輝かしい色彩により表現していく
ルノアールやクロード・モネ(1842-1926)
らの印象派へ受け継がれていきます。
展覧会終盤のモネによる
《ベリールの岩礁》は、
その岩肌と風をその場にいるかのように
感じさせる迫力がありました。
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展覧会を出た瞬間の2階から
目の前に広がる千波湖の風景は、
広大な襖絵のようで、
素晴らしいです。
また1階フロアの模様も、幾何学の
アートになっています。
ロダン《3つの影》が、
幾何学アートフロアの上に、
すごい存在感で訴えかけてきます。
常設展も素晴らしいです。
全て、茨城県近代美術館の
許可を得て
掲載しております。
世界的に一流の芸術に出会える
このような展覧会を観ることで
心が豊かになり、感性を磨き
そこから得られるインスピレーションは、
自然とピアノの演奏にも
生かされるものですね。
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私の演奏で、
フランスの作曲者クロード・ドビッシーの
《ピアノのために》をどうぞ!
https://youtu.be/0c8lI85OPwE
https://youtu.be/TXllpDLaTZM
https://youtu.be/QLA15ga1YTM
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