2021.09.25
[解説動画]ブルグミュラー 25番 『乗馬』La chevaleresque
茨城県ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を
開いております稲野辺純子です。
いつも私のブログをご覧くださり有難うございます。
***
ブルグミュラー作曲Op ,100-25
『乗馬』の解説をいたします。
***
その前に、
まずは、作曲者のブルクミュラー
についてですが
1806年に、ドイツのレーゲンスブルクで
生まれます。
指揮者・ワイマール劇場監督のお父さんから
ピアノの手ほどきを受けます。
1832年・26歳の時フランスのパリに移住し、
ピアノの教師として、
人気を得ながら
600以上もピアノ教育用の曲を
残してくれました。
皆様ご存じの
メンデルスゾーン・ショパン・シューマン・リストなどが
生きたロマン派という時代に、
ブルクミュラーも含まれます。
なので、バイエル教則本を、学んだあとに
弾いてみると、ちょっと大人っぽく感じられるのではないでしょうか?
***
それでは、『乗馬』の解説を致します。
C dur (ハ長調)4分の4拍子
Allegro marziale(アレグロ マルツィアーレ)
急速に 勇壮に。
***
ブルグミュラー 25の練習曲集の最後にふさわしく
この曲集で学んだことの集大成といえる内容になっています。
① まず音価ですが、
全音符・2分音符・4分音符・8分音符・3連符・16分音符が
全て使われています。
拍子感を崩さずに練習することが大切です。
② 前打音の処理の仕方
③ 持続音を用い3声部の弾き分け
そして、競走する馬ではなく、勇壮に美しく演技をする馬場馬術を
イメージされるといいと思います。
***
それでは、私の演奏と
解説の動画をご覧ください。
https://youtu.be/IuB3SMGajrY