ブルグミュラー 21番 『天使の合唱』L’harmonie des anges
2021.09.05
ブルグミュラー 21番 『天使の合唱』L’harmonie des anges
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ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を開いております
稲野辺純子です。
いつも私のブログをご覧くださり有難うございます。
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ブルグミュラー作曲Op ,100-21
『天使の合唱』の解説をいたします。
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その前に、
まずは、作曲者のブルクミュラー
についてですが
1806年に、ドイツのレーゲンスブルクで
生まれます。
指揮者・ワイマール劇場監督のお父さんから
ピアノの手ほどきを受けます。
1832年・26歳の時フランスのパリに移住し、
ピアノの教師として、
人気を得ながら
600以上もピアノ教育用の曲を
残してくれました。
皆様ご存じの
メンデルスゾーン・ショパン・シューマン・リストなどが
生きたロマン派という時代に、
ブルクミュラーも含まれます。
なので、バイエル教則本を、学んだあとに
弾いてみると、ちょっと大人っぽく感じられるのでは
ないでしょうか?
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それでは、『天使の合唱』について
解説いたします。
G dur(ト長調)・4分の4拍子
Allegro Moderato アレグロ モデラート)(ほどよく速く)
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armonioso(アルモニオーソ)が冒頭に示されておりますが、
調和的にという意味なので、ペダルを使いましょう。
1小節目は、1拍目〜3拍目まではフットペダル
4拍目はフィンガーペダル
という様に2種類のペダルを使い分けしましょう。
3小節目は、全体同じ和声でできていますので
フットペダルのみで大丈夫です。
25小節〜29小節については、フィンガーペダルを
1拍目からタイが終わるところまで持続させます。
ですが、ここは、響を大切にしたいところなので
このフィンガーペダルにフットペダルを組み合わせると
素敵になります。
最後の Piu lentoですが、その1小節前に
e poco riten.で少し遅くした後なので、
突然カウントを遅く取らずに
自然にゆったりしフェルマータまで
持っていくと良いでしょう!
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それでは、ご参考までに私の演奏をご視聴下さい。
https://youtu.be/Dg2yKz1t5gs
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