ブルグミュラー 20番 『タランテラ』La tarentelle
2021.09.02
ブルグミュラー 20番 『タランテラ』La tarentelle
ひたちなか市・那珂市でピアノ教室を開いております
稲野辺純子です。
いつも私のブログをご覧くださり有難うございます。
ブルグミュラー作曲Op ,100-20
『タランテラ』の解説をいたします。
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その前に、
まずは、作曲者のブルクミュラー
についてですが
1806年に、ドイツのレーゲンスブルクで
生まれます。
指揮者・ワイマール劇場監督のお父さんから
ピアノの手ほどきを受けます。
1832年・26歳の時フランスのパリに移住し、
ピアノの教師として、
人気を得ながら
600以上もピアノ教育用の曲を
残してくれました。
皆様ご存じの
メンデルスゾーン・ショパン・シューマン・リストなどが
生きたロマン派という時代に、
ブルクミュラーも含まれます。
なので、バイエル教則本を、学んだあとに
弾いてみると、ちょっと大人っぽく感じられるのではないでしょうか?
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それでは、『タランテラ』について
解説いたします。
d moll(ニ短調)・8分の6拍子
Allegro vivo アレグロ ヴィーヴォ(いきいきと速く)
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「タランテラ」とは、イタリア・ナポリ発祥の民族舞踏です。
毒蜘蛛タランチュラに噛まれた人が
踊り狂っって亡くなったことに由来する伝説を
もとにしたと言われています。とてもはげしい舞踏です。
ブルグミュラーの他に、ショパンやリストも
この曲名で作品を残しています。
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シュタイヤーとおなじでfで始まりますが、
対照的に無気味な雰囲気の序奏が、
オクターブ違いの音形ユニゾンで始まります。
休符にフェルマータがつき
緊張感が高まります。
主題は、民族舞踊をイメージしリズミカルに
演奏しましょう!
中間部は、ソロの踊りになろ感じがしますね。
前半と後半は、集団あるいは、グループで
踊っている様ですが、
pは、遠くで踊っている・fは、近くで踊っているなどと、皆さんの想像力を使って
この曲のイメージを膨らませてください!
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それでは、ご参考までに私の演奏をご視聴下さい。
https://youtu.be/KU82jowDHA4
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