2022.03.03
ある生徒さんの演奏、弾きはじめから順調に音の間違いもなく、強弱もきちんと付いて何も言うことなく素晴らしいです♪ところが…
やったーー!もうすぐラスト!
なんて思ったところで、
最後の音を間違えてしまいました💧
もったいないです~
でも、あるんです、こういうこと…
いくら曲のほとんどを素晴らしく弾けていても
最後の最後で失敗してしまうと、どうしてもその印象が強く残ってしまいます。
なぜかというと、最後の失敗は挽回が出来ないからなんです。
曲の中ほどで失敗したときは、そのあとさらに素晴らしい演奏をすることで失敗の印象はかなり減らすことができるのですね。
実は私も昔、発表会でやってしまったこと、あります。
たくさん練習して弾けるようになった細かいフレーズを無事弾ききり、あと少しで終わり!と思ってしまった途端、ラスト部分にさしかかったところで派手に音をはずしてしまいました💦
何十年も前のことですが、忘れられませんね。
最後の一音まで安心しないで弾くこと、大切だと思います。