2021.07.09
現在、コードで弾くことに挑戦中の、保育士志望の学生さん。
今日は、歩こう、歩こう~♪の「さんぽ」です。
まずは生徒さんの希望で右手のメロディを、弾かずに見ながら、左手でコード付け。
少し止まるところはあるもののコードネームのとおり正しく弾けました。
「今度はゆっくりでいいから、右手のメロディも弾いてみよう。」と言うと、
「あの、指番号がうまくいかなくて…」
なるほど…それで最初両手で弾くことを躊躇していたのね。
指番号は、導入期の教本には丁寧に記されていますが、そのうちポイントになる番号だけになります。
ちなみに、この「さんぽ」は指番号ゼロ。
実はこの生徒さん、ピアノを始めたのは大学生になってから。
そのためか、指番号に苦手意識があるのです。
メロディの自然な流れと生徒さんの弾きやすさを一緒に考えながら、指番号をつけていきました。
「あ、そうか~」
「なるほど!」
と納得しながら指番号を付けていく生徒さん。
弾きにくいと感じていた部分も解消されたようです。
生徒さんの反応から指番号がいかに大切かを改めて感じました。