2021.05.27
ちいさい生徒さんのレッスンをしていていつも感じることは、子どもが理解できるように話す難しさです。
簡単に思えることほど説明するのが難しい、と感じます。
たとえば、リズムうちのレッスンで音符の長さを説明するとき
4分音符の長さ=1拍、をりんご1個分で表すと決めています。
♩(長さは1拍) = リンゴ1個 分 なので
♪(長さは半拍) = リンゴ半個 分 となり
半個 と 半個 が合わさると → 1個となります。
《みんなだいすき!リズムのほん/丸子あかね先生編著とその付録、4つにわれるリンゴを使っています♪》
このことを理解させて
「はんぶんとはんぶんが合わさるといっこになる」
この”はんぶん“ と”いっこ“ という言葉、お友だちと遊んでいるときには
「はい、はんぶんこ!」
なんて言っていると思うのですが …
音符の長さのお勉強のなかでこれを自分から言えることは、4歳の子どもにとってはすごいことなんです!
また生徒さんみんなに、同じ表現をすればいいかといえばそうとも限りません。
生徒さんの表情を見ながら、わかったかな、わかりやすかったかな、と探りながらレッスンしています。