2026.07.06
「たくさん弾いてきたよ!」
「早く両手で弾きたい!」
そんな気持ちは、子どもたちからよく聞こえてきます。
でも、「お家で考えて練習するってどういうこと?」というのは、最初はなかなかイメージしにくいですよね。
ある生徒さんも、細かい部分を練習する大切さが、なかなかピンときていませんでした。
もちろん、それは当たり前のこと。
大人でも、新しい考え方をすぐに理解するのは難しい。
なので「どうしてこの練習をするのかな?」ということを、その子のペースに合わせながら少しずつ伝えていくことを大切にしています。
先日のレッスンでは、生徒さんの目が少しうるっとしていました。
叱ったわけでも、誰かと比べたわけでもありません。
ただ、「最後まで両手で弾くだけでは、なかなか上手にはならないんだよ」という話を、一緒にしました。
そして1週間後。
「ゆっくりだけど、ここは強弱をつけて、拍子がくずれないように練習してきました。」
と言ってレッスンに来てくれました。
演奏を聴くと、一音一音をよく聴きながら、とても丁寧に練習してきたことが伝わってきました。
さらにレッスンでいくつかポイントを整理すると演奏は見違えるように変わりました。
帰り際、生徒さんが笑顔で
「今日は弾いてて楽しかった!」
その言葉が、とても嬉しかったみき先生です。
子どもたちは「たくさん弾けばいい」と思いがちです。
でも、「ここをもう一回やってみよう」「今の音はどうだったかな?」と少しずつ考えながら練習できるようになると、不思議なくらい演奏が変わってきます。
そして何より、自分で「弾けた!」「楽しい!」と思える瞬間が増えていきます。
そんな『できた!』を一緒に増やしていけるレッスンを、これからも大切にしていきたいと思います。