2025.11.03
発表会の曲を選ぶとき、生徒さんがクラシックではなくJ-POPを希望することがあります。
その場合は、思いきってチャレンジしてもらっています。
J-POPはクラシックとはノリやリズムの感じ方が少し違います。
楽譜の上での正確さだけでなく、身体で自然に音楽を感じ取ることが大切。
リズムの理解と「感じる力」の両方が求められます。
今回の生徒さんも最初はリズムに苦戦していました。
私もつい、“直そう”と必死になってしまっていたのですが…。
でも、その曲は「お母さんの大好きな曲を弾いてあげたい」と自分で選んだ特別な1曲。
だったら、ただ“正しく”弾くよりも“感じる”ことを大切にしたいと思いました。
レッスンを「リズムを感じる時間」に変えてみると…
不思議なことに、少しずつ自然に音楽が流れ出してきました。
毎回のレッスンで一つ、また一つと正しいリズムに近づいていったのです。
丁寧に進めるということは、時間がかかるということ。
でも、その時間こそが、音楽と心を育ててくれる大切な時間なのだと感じたみき先生でした🌱