2024.10.07
人前での演奏。
緊張しますか?そうでもないですか?
幼児期はあまり緊張しないことが多いですが、成長するにつれて誰もが心も変化していきます。
緊張って本当に無くなってほしいと私も思います…実際、コンクールや発表会前に「先生、うちの子緊張してます。」とご連絡くださる方もいます。
だけど、長い人生において緊張の度合いは違っても、そういう場面には必ず遭遇します。
そのときに、どんな準備をしておくか。
緊張を無くすのではなく、そのなかで力を発揮するためにどんなことに気をつけておくか。
この経験がとても大切だと思います。
ピアノで片手だけ暗譜すること。
細かくグループ分けをして、どこからでも弾けるようにする。
ゆっくり確認しながら練習をする。etc…
ピアノの演奏では、初歩的な準備だけでもこれくらいやるべきことがあります。
場数を踏んで、成功したときもそうでないときも両方知っておくこと。
「緊張していること」にフォーカスするよりも大切だと思います。
緊張は誰にでもある感情。
でも、緊張が強い人とそうでもない人もいる。
本番前にステージに向かうことは思っているより勇気がいる。
だけど、何度もチャレンジしたくなる達成感は緊張に負けずに丁寧に準備をしたからこそ得られる経験です。
まもなくプロ野球もCS→日本シリーズと短期決戦のステージに。
プロの選手たちはものすごい緊張感のなかひとつのプレイに全力を出せるように、たくさん準備をしています。
オリンピック、パラリンピックの選手たちもそうでしたね。
みき先生は、推しの選手のエラーを目の前で観たことがあります。その後、2度と同じエラーをしないように誰よりも練習してることもメディアなどを通じて知ってます。
だから、絶対に野次は言わない!