2026.03.17
なかなか弾き出せない生徒さんの背景
レッスンをしていると、
「やだ!」「弾かない!」と言ったり、
おしゃべりを始めたりなど
なかなか弾き出せない生徒さんもいらっしゃいます。
実はその背景には、
ご家庭での成功体験の量が関係していることもあります。
お家でたくさん「できた!」を経験しているお子さんは、
教室でも「先生見て!」と弾いてくれることが多いからです。
初心者で小さなお子様に限ったお話ではありますが、
ご家庭での練習では、
手を添えて弾いてあげても大丈夫ですし、
一緒にリズムをとってあげても大丈夫です。
大切なのは
弾けた経験を積み重ねていくこと。
「これ、どう弾くの?」とテストのように確かめるよりも、
一緒に弾いて「できたね!」と褒めてあげることで、
子どもは少しずつ自信をつけていきます。
実はこれは、幼稚園受験や小学校受験のお子様にもよく見られることです。
お受験の準備が始まり、数ヶ月経った頃。
親としては「できるかな?」と心配になり、
ついお試験のように確かめてしまうこともありますよね。
(我が家もそうでした🤣)
でも、
お名前や年齢などを一緒に練習して、
できたらたくさん褒める。
そうすると少しずつ自信がつき、
人前でも自然に話せるようになっていきます。
もちろん、すぐに変わるわけではありません。
親にとっては、少し修行のように感じることもあるかもしれません。
ピアノのレッスンでも同じです。
学年が上がると、
短い時間でも集中して練習することで、
少しずつ弾けることが増えていきます。
例えば
・1小節だけ
・2拍だけ
でも構いません。
レッスンの中で弾けるようにして、
「ここだけ覚えてきてね」とお伝えすることもあります。
もし忘れてしまっても大丈夫。
また一緒にやればいいのです。
小さな成功体験の積み重ねが、
子どもの自信を育てます。
そしてその自信が、
「やってみよう」という気持ちにつながっていくのだと思います。
教室でも、生徒さん一人ひとりのペースを大切にしながら、
その「できた!」の瞬間を一緒に増やしていきたいと思っています。