2025.05.16
弾きにくい場所、上手くいかない場所は
必ず、原因があります。
手の位置、指が鍵盤をタッチする場所、
どのくらいの力加減(打鍵スピード)、
腕の位置、、、
どれかがいつもと違うと
たちまち弾けなくなってしまいます。
どれかが良いルートを通っていないと
なかなか弾けるようになりません。
ある日
小指が連続で出てくるところで
なかなか上手くいかない生徒さんがいました。
よく見ると、小指がぺちゃっと潰れて
指全体で弾いています。
(ココでは、なるべく指が鍵盤に触れる面積を小さくしたいところでした)
なんでそのような小指になっているのか
更に観察すると
手のひらが鍵盤の上になく、
鍵盤の手前を弾いている。
だから手首が落ちる
だから上手くいかない
少し鍵盤の奥を弾くようにして
手のひらの場所を確認。
これで手首は下がりにくくなります。
あと、小指がすっと鍵盤へ降ろせる位置を確認。
「すぐいつものテンポで弾きたくなるけど、今は我慢!」
「今注意した事が一つ一つできていることを、ゆっくり確認して進もうね!」
何度か伝える。
何度か練習をしていると
「あ!分かったと思う!弾きやすい!!」
と、嬉しそうな表情で、言ってくれました。
嬉しい☺️☺️
上手くいかないときは
必ず原因あるから、丁寧に確認して
その原因を取り除くお手伝いができたら
嬉しいです。