2022.07.03
🐥日常🐥
私が学生の時に聞いた話か
何かの本で読んだのか
はたまた、息子の小学校で聞いたのか
今となっては覚えておりません。
有名な(?)インドの2つの壺のお話に、ふと思いを馳せました。
【2つの壺の話〜要約〜】
水を汲む1人の使用人がおりました。
その使用人は、2つの壺を持っています。
一つは完璧な壺
もう一つは、ひび割れの壺。
完璧な壺は
もちろん完璧に水を運ぶ事ができる。
それに対して
ひび割れの壺は、ひびから水が漏れ
ご主人の家に着く頃には
半分しか水が残らない。
ひび割れの壺は
いつも恥じていた。
自分を責めていた。
ある時、ひび割れの壺は
使用人に言いました。
「自分が恥ずかしい」
「すまないと思っている」
と。
実は使用人は、ひび割れの壺の特徴をよく知り
ひび割れの側に花の種を蒔いていました。
その花々が、ひび割れの壺がこぼれ落ちる水で、綺麗な花を咲かせていたのです。
だから
ご主人様の食卓に、花を欠かした事がない。
使用人は、ひび割れの壺に
そのような言葉をかけるのでした。
「ひび割れの壺が、完璧な壺だったら、この花たちは咲かなかった。」
「ご主人様の家は、花を飾る事ができなかった」
と、ひび割れのひびを
認めて、活かしてあげるお話です。
親は、どうしても子供の出来ないを見てしまう。
そして、親だって何かしらの「ひび」はある。
子供の欠点を見て、責めるのでなく
また、自分の事を責めたりせず
そんな子育てができると良いなと
時々、この壺の話を思い出します。