2014.02.25
小2のK君、成長したなーと感じたレッスンでした。
タイトルにも書きましたが、これまで決して進度は早い方ではありませんでした。
今日はいつもの倍進んだことに感激。
宿題以外にたくさん予習してきてくれました。
しかも、きっちり。
今まで注意したスラー、休符、拍の長さ、等考えられることはだいたい
練習してきたので、一回で合格したのもありました。
何より、成長を感じたのは、表現。
『冬』というタイトルの短い曲(ハ短調、p、ゆっくりと)を弾いたとき、
「もう少しさみしそうに」と言っただけで、がらりと音色が変わりました。
1年前は伝えるのに苦労したのでこれまた感激でした。
それから、もう一つはスタッカートの音色の違いを聞き分けできたこと。
鍵盤の上からたたくようなタッチだったので、きれいにスタッカートできませんでした。
そこで、お手本を弾いて、どこが違うか考えてもらいました。
すぐに、鍵盤を触るパタパタという音がしないことに気づいてくれました。
そして、指のぷっくりしたところで弾くスタッカートと、
指先(一番とがったところ)で弾くスタッカートを、弾いてもらったところ、
微妙な音色の違いに気づいてくれました。
本当に嬉しい反応でした。