教室の庭に、毎年鈴なりの実をつけるどんぐりの木があります。秋には、レッスン帰りのお生徒さんがどんぐり拾いを楽しんでいます。
どんぐりがなるのはブナ科の樹木です。ぶな、かし、コナラなど、教室を囲むように茂っている大きな木はすべてブナ科の木。これが教室名の由来です。
新緑の季節には木もれ日が美しく、葉ずえをそよぐ風の音は飽きることがありません。
そんな木々のささやきやざわめきを表した曲に、ギロックの「森のざわめき」があります。右手の人差し指と親指でささやきやざわめきを表す小さな音を弾きながら、残る中指、薬指、小指でメロディーを響かせて演奏します。ニュアンスや音色の勉強にもなるので、よくレッスンの課題に出しますが、右手の弾き分けが難しいですね。
私も弾いてみましたのでお聞きください。