2024.08.19
先月 無事にみなとみらい小ホールで発表会を行うことができました。
今回 特に感じたのは 止まったり弾きなおしたりすることなく またちょっとした想定外のことが起きてもそれぞれとっさの判断で臨機応変に対応できたこと、これが素晴らしかったと思います。子供達の力は想像を超える時があります。
私は発表会に関して色々思うことがありますが 一つは進行の仕方です。
通常は出演者の名前と曲目をアナウンスして演奏者が静かにステージに上がり演奏してお辞儀をして戻る というのが流れだと思いますが それがずっと続くと飽きてしまう。
そこで 事前準備が必要になり、それに時間がかかりますが一人一人の声を録音して 名前と曲目 一言コメントを入れた音声をステージに上がっていくときに流しています。これが結構好評です。
そうすると この生徒さんはこんな声でこんなことを考えて演奏するのだないうことがわかり 聴いている方も興味が湧き、 飽きずに最後まで聞いていただけます。
何をコメントするかは私からはあまり指導しません。本人の気持ち 考えを録音してもらいます。ある生徒さんは 「今日はお母さんの誕生日です。ありがとうの気持ちを込めてこの曲を弾きます。お母さん お誕生日おめでとうございます」と入れました
自分で考えて。お母様が当日 感動してくださったのはいうまでもありません。
聞いているお客様もほっこりします。
また、幼児さんはあっという間に演奏が終わるので インタビューしてから演奏してもらいました。事前に練習はしましたが答えは私からは指導していません。
ある年中さんの男の子は 「大きくなったら何をしたいですか?」という質問に かなり時間を置いてから「ない」と答えてみんな爆笑、可愛いですね。正直!
好きな食べ物は?という問いに「ラーメン」と答えてくれた女の子もいました。素直な答え!何を答えても幼児さんは可愛いですね。
10年継続の中学生には特別にトロフィーと名前入りのちょっと高級ボールペンを記念品に。
いつもずっと後ろから応援してくださっているお母様にも花束を差し上げ 後輩の保護者の皆様にも一言お話いただけました。
終わった後は生徒さん同士 また保護者の方から他の生徒さんへメッセージカードの記入をしていただき 配布しました。皆 一生懸命書いてくれて、また自分が受け取った時はとても嬉しそうでした。
発表会はもちろんピアノ演奏がメインですが 聞いている方も興味を持って聞いてくださるように、教室の生徒さんの演奏を我が子を見守るような気持ちで聴いていただきたいし、また参加したことで 心が温まるような 励みになるような機会にしたいと考えて企画しています。
一つの同じ目標を持った仲間としての会にしたいと願って行っています。