2024.06.24
来月の発表会に向けて 先日近隣の区民センターでリハーサルを行いました。
普段の教室やご自宅ではない 広い空間とそこに響くグランドピアノの音や大人や子供たちがたくさんいるというだけで 驚きその空気感に緊張して 初めて参加の幼児さんは泣き出す子もいました。
偉かったのは泣きながらもなんとかお母様のご協力のことに椅子に座り、泣きながら私と連弾ができたことです。
帰宅して心配でご連絡したところ にっこり笑って「さっきは泣いちゃったけど 発表会は頑張ります」というちょっとはにかんだ可愛いビデオレターを送ってきださいました。ほっとひと安心、これだけで心が大きく成長しました!!
また、弾き終わっても足が震えている、弾いている時に手が震えて止まらなかった、いつもより弾けなくて悔しかった、もっと練習して本番上手く弾きたい などたくさんの生徒さんたちの気持ちを聞いて やはり何よりも経験、経験こそ全てだと感じました。
このリハーサルの他にピティナピアノステップに出たり 教室での弾きあい会に参加したり努力をしている生徒さんたちがたくさんいます。
リハーサルの数だけ絶対に進歩します。
本番 自分の力を出し切るには 入念な事前準備を自発的に行うことが何よりも大切ということを実体験を通して理解していって実践してほしいと願っています。
それにしても 足や手の震えが止まらない程の緊張の体験はしたくてもするチャンスはあまりないでしょう。このような経験を経て心も強くなって生きていく力となってほしいと思います。